映画「劇場版 「鬼滅の刃」 無限列車編」の感想(4)
最後の感極まったシーンだが煉󠄁獄の命の炎が消え、それを見た炭治郎が
何も出来なった自分の無能さ、弱さ、情けなさに対して号泣しているシーン。
そのシーンは凄く美しく感じた。
自分の無能さ、弱さ、情けなさの感情を深く感じ受け止めている。
しかも、その感情にとどまらず深く味わったら感情を手放していく。
無能さ、弱さの感情、否定的なものは、出してはいけないもと思っていたが
その感情に正直ならば、出して良いのだと思う。
押さえ込むよりも解放した方がスッキリする。
最後に映画を観たことにより自分の内面に深く深くアクセス出来た感がした。
とてもスッキリした感じだ。
人によって感極まるシーンは、異なるだろうが表面的に理解出来なくても
何か無意識では感じるものがあるのではないかと思う。
機会があれば、映画を観て欲しい。